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特許出願から特許権取得までの期間は、審査請求する時期にもよりますが、通常約1年から2年程度です。
具体的な流れは以下の通りです。

1. 出願: 特許庁に出願書類を提出します。
   　　発明の内容が固まっておらず先行文献調査、発明発掘を要する場合は、出願までに1～2ヶ月かかります。
2. 出願審査請求: 出願後、3年以内に審査請求を行います（審査請求時期は任意です）。
3. 審査: 審査請求後、最初の審査結果が通知されるまで約10ヶ月かかります
4. 最終処分: 審査に基づき特許査定や拒絶査定が行われ、最終処分がなされるまで約14ヶ月かかります。

小規模や中小企業でも特許を取得するメリットは多くあります。
むしろリソースが少ない該企業にこそ特許権は有効であり、ポイントを以下に挙げます。

1. 市場の独占: 特許権は排他権を有しますので、発明を独占し、競合他社の参入を阻止できます。
2. 技術力の証明・プロモーションへの活用: 特許は技術力の証明であり、広告宣伝にも活用できます。
3. ライセンス収入: 特許を他社にライセンスすることで、追加の収益を得ることができます。
4. 資金調達への活用: 特許を持つことで、資金調達の際に有利になることがあります。

商標出願から登録までの期間は、通常約6ヶ月から12ヶ月程度です。

早期審査制度を利用すると約2ヶ月で審査が完了することもあります。

審査結果が出た後、登録料を納付してから1〜2週間で商標登録証が発行されます。

商標が登録されるためには、主に以下のような要件があります。

個別具体的な要件については、お問合せください。

1. 識別力がある: 他の商品やサービスと区別できるものであること。
2. 公益に反しない: 公序良俗に反する内容や、国旗などの公共機関の標章と紛らわしいものでないこと。
3. 他人の商標と紛らわしくない: 既に登録されている商標や著名な商標と混同を招かないものであること。

特許調査の種類としては以下が挙げられ、それぞれ事業の目的に応じて行われます。

1. 先行技術調査: 出願前に同じ技術が既に特許として出願されていないかを確認する調査です。
   　　　　　　これにより、無駄な出願を避けることができます。
2. 技術動向調査: 特定の技術分野における技術動向を把握するための調査です。
   　　　　　　主に研究開発の初期に行われ、方向性を決める際に役立ちます。
3. 侵害防止調査: 自社の製品や技術が他社の特許権を侵害していないかを確認する調査です。
   　　　　　　主に自社製品の市場投入以前に行われ、特許侵害リスクを回避します。
4. 無効資料調査: 他社の特許を無効化するための証拠資料を探す調査です。
   　　　　　　主に自社の実施態様に抵触懸念のある他社特許に対する無効審判や訴訟の際に利用されます。

特許調査費用は調査の種類や範囲によって異なりますので、お問合せください。

以下のリンクをご参照ください。
ご依頼までの流れ | すえみつ総合特許事務所 (suepat.com)